◆市指定文化財(史跡)
船橋御殿と東照宮 徳川家康は狩猟を好み、各地に狩猟用のお茶屋又は御殿と呼ばれる休憩所や宿泊所を建てさせた。慶長十九年(1614)家康は上総土気、東金で狩猟を行ったが、船橋御殿の建造もその頃であろうと推定される。 家康は元和(1615)元年にここに宿泊した。 家康の宿泊はここ1回だけだったが秀忠はその後狩猟の度に立ち寄ったと考えられる。 将軍家の東金狩猟が寛永7年(1630年)頃に終止した後も船橋御殿は存続していたが、寛文末年頃(1670年代)に廃止になったようである。 船橋御殿の面接は四百四アールで、海老川西側の土手に囲まれた地域であった。 その後この地は大神宮宮司の富氏に与えられ、開墾されて畑地となった。東照宮は富氏が建立したもので、この場所が御殿の中心であった場所であると伝えられている。
◆船橋御殿跡東照宮
一六一五年(元和元年)徳川家康は家来と共に上総土気、東金で狩猟をおこなった際、ここに宿泊した。当時の面積は約四〇〇アール余(一万二千坪余)で海老川西側の土手に囲まれた地であった。のちにこの地は船橋御殿と呼ばれることとなった。
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◆船橋御殿への行き方
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