「子年生まれの守り本尊は?」と検索したあなたへ。
占いや開運法に触れたことがある人なら、「守り本尊」というワードには辿り着くであろうし、私も同じように仏や神道に魅了された一人です。守り本尊は自分自身のルーツや性質を知るヒントになるだけでなく、人生の転機や厄除け、開運とも関係が深い秘密や方法を徹底解説させていただきます。

この記事では子年を守護する千手観音菩薩様について徹底解説します!

千手観音菩薩様:みやぴ作
この記事は船橋東照宮にて、多くの参拝者の方々を鑑定し、アンケートやインタビューを通じて得た「リアルな声」をもとに、干支別の性格や相性、運勢をわかりやすく解説しています。
干支に基づく占術の知見が評価され、CS放送の競馬番組では某有名芸人さんに伝えたラッキーナンバーで3連複を的中させたことも。また、地域新聞や産経リビング新聞社主催のイベントなどにも多数出演しております。
自分自身のことや大切な人との関係性を深く理解するきっかけとして、ぜひ最後までご覧ください。
子年の守り本尊「千手観音菩薩」とは?

千手観音菩薩の基本情報
子年(ねどし)生まれの人にとっての守り本尊は、「千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)」です。
仏教において千手観音菩薩は、観音菩薩の化身であり、千の手と千の目であらゆる衆生(しゅじょう=人々)を救うとされる、深い慈悲の象徴です。
この千の手にはそれぞれ智慧の目があり、すべての苦しみを見抜き、あらゆる方法で人を助けようとする存在として信仰されてきました。多くの寺院では千手観音菩薩の仏像が祀られ、厄除けや開運の祈願の対象とされています。
また、千手観音は「六観音」の中でも特に衆生の苦悩に深く関わる存在とされ、現代でも多くの人が「願いを届けてくれる仏」として大切にしています。
なぜ子年の守り本尊が千手観音菩薩なのか?
十二支にはそれぞれを守護する「守り本尊(まもりほんぞん)」が割り当てられています。
子年には千手観音菩薩が割り当てられており、この根拠は中国に古くから伝わる陰陽五行説という考えと仏教的な考えが混ざり合って出来上がったと考えられています。
陰陽五行説において子年は「水のエネルギー」に関係し、流れや知性、スタート(始まり)を象徴し、また方角は北を示します。北は太陽の沈む方角で、暗闇です。つまり、不安や心配といった象意があり、これに対応する千手観音菩薩は、人生の迷いや苦しみの中にいる人々を多角的な視点と方法で救済し、新たな道を切り開く力を持つとされ、子年を守護されておられます。
また、「観音」と名のつく菩薩の多くは「音(声)を観る」=人々の叫びを聞き、応える存在として祀られておられます。つまり、子年生まれの人が迷いや葛藤を感じたとき、最も響きやすい波長を持つことも、千手観音菩薩が子年を守護する理由となりました。
子年×千手観音菩薩のスピリチュアルな意味
陰陽五行説の観点から見ると、「水」という属性があるので、人に合わせることが上手。方角は「北」なので、不安、という要素がありました。スピリチュアルな観点から見ると、子年生まれの人は直感力に優れ、無意識のうちに人々を導くエネルギーを持っていると言われます。
どちらの観点からしても、繊細で人の感情に引きずられやすい一面もあるため、自分を保つ「軸」や「精神的支柱」が必要なんだな、ということが見えてきますね。
そこで、
守り本尊である千手観音菩薩の存在が、子年の人にとっては人生の道しるべとして重要になる、
と、考えられます。
・何かに迷ったとき
・不安や恐れに心がとらわれたとき
・自分らしさを見失いそうなとき
そんなときは、仏壇に飾られた千手観音の御守りや数珠を持ち、千手観音菩薩の真言「おん ばざら たらま きりく」と唱え、手を合わせることで、迷いや不安を解消し、自分らしさを取り戻すことができるおまじないと言われています。
千手観音菩薩は一人ひとりに最も必要な方法で働きかけ、その人だけの「願いの叶え方」を見つけ出してくれる存在になるかもしれません。

千手観音菩薩が子年をお守りしてくれるのは偶然ではないのだな!

陰陽五行説や仏教の背景が根拠になっているのは面白いですよね!
千手観音菩薩のご利益とは?

千手観音菩薩は、古くから多くの人々に信仰されてきた「守り本尊」のひとつです。
その姿は、無数の手と眼を持ち、あらゆる方向から人々の悩みや苦しみを見つけ、救いの手を差し伸べる存在として表現されています。
特に子年生まれの方にとっては、生まれ年の守護仏として強いご縁がある仏様。人生の転機や悩みのときに千手観音の存在を意識することは、心のよりどころとなり、前を向く力を与えてくれることでしょう。
では、そんな千手観音には具体的にどのようなご利益があるのでしょうか?
代表的なご利益をひとつずつ見ていきましょう。
千手観音の代表的なご利益(延命・厄除け・開運・人間関係)
千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)は、千の手と千の目を持ち、すべての衆生(しゅじょう)の願いを見つけ、叶えるために存在すると言われています。
仏教の中でも特に深い慈悲を象徴する存在であり、人々から厚い信仰を集めてきました。
千手観音の主なご利益には次のようなものがあります。
・延命長寿 命を守り、苦しみから解放してくれるとされます。
・厄除け あらゆる災いから身を守る「厄除けの守護仏」として古くから信じられています。
・開運招福 人生の流れを良い方向へと変えていく力があるとされます。
・人間関係の調和 千の目と手で、他人の心を見抜き、円滑なコミュニケーションを導いてくれます。
特に「困っている人を何とかして助けたい」という気持ちに応えてくれる存在として、多くの方が祈願や真言を通じて信仰を深めています。仏壇に千手観音の仏像を祀ったり、御守りや数珠を持ち歩くことで、日常の中でもそのご利益を身近に感じられるようになります。
子年生まれの性格や特徴(知恵・慎重・社交性)との相性
子年生まれの人は、十二支の始まりであり、何事にも知恵深く、スタートを切る力を持つとされます。
慎重で計画的な反面、人に対する社交性も高く、場の空気を読む力にも長けています。
そんな子年生まれの人にとって、千手観音菩薩は非常に相性の良い守り本尊(まもりほんぞん)です。なぜなら、千手観音は「何通りもの方法で物事を見る・解決する存在」であり、子年の人が持つ知恵や多面的な視点をさらに高めてくれるからです。
また、慎重ゆえに行動に移せず迷いがちな一面に対しても、千手観音の「どんな状況でも見捨てない慈悲の眼差し」が、背中を押してくれる存在となります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

子年の性格も根拠も面白いのだ!

僕の学ぶきっかけも陰陽五行説がきっかけでした。
子年生まれが千手観音から得られる「人生のヒント」
子年の人が、千手観音から学び取るべき最も大切な教えは、「一つの答えにとらわれない柔軟性」と「すべての人に通じる慈悲の心」です。
・自分や他人に厳しくなりすぎるとき。
・未来が見えず不安になるとき。
・大きな決断を迫られているとき。
こんなときは、千手観音の真言(おん ばざら たらま きりく)を唱えたり、仏壇や部屋に千手観音の姿を感じられるものを置くことで、心を落ち着かせることができるでしょう。
また、千手観音は単なる「干支の守護本尊」ではなく、阿弥陀如来・不動明王・大日如来・普賢菩薩・文殊菩薩・勢至菩薩・虚空蔵菩薩などの他の菩薩や仏たちとの関係性の中でも、特に「広く人々を救う」存在とされています。
以下のページではすべての守り本尊を徹底解説しています。ご参考ください。
千手観音菩薩は、私たちが人生で出会うさまざまな人間関係や転機の中で、共鳴するタイミングを見逃さないサポーターのような存在なのです。
干支別 守り本尊 一覧表

自分の守り本尊を知ると、「家族や大切なあの人の守り本尊は何だろう?」と、気になりますよね。
干支によって、それぞれを守護する守り本尊は決まっておられます。この一覧から各菩薩のところに飛べるようにしました。
ぜひ、あなたや大切な人の生まれた年の傾向や守り本尊のことを読み解く参考にしてみてください。

千手観音菩薩
厄除け・諸願成就・多くの手で救済する慈悲の象徴

虚空蔵菩薩
記憶力向上・智慧・学業成就

文殊菩薩
知恵・学問・物事の真理を見抜く力

普賢菩薩
誓願成就・行動力・真理への実践

勢至菩薩
煩悩浄化・家内安全・浄土への導き

大日如来
宇宙の真理・魔除け・大きな力の守護

不動明王
災難除け・心の迷いを断ち切る・決断力

阿弥陀如来
極楽往生・慈悲・安らぎと信仰の中心
「あの人の守り本尊も知りたい」と思ったとき
守り本尊を知るというのは、ただの知識ではなく、その人の知られざる個性や人生に与えられた使命などを読み解く鍵になります。もしもその人が何かに悩んでいたら、守り本尊の教えやご利益が、心を軽くし、進むべき方向を示してくれることもあるでしょう。守り本尊を調べて一緒に祈ることは、その人との絆を深めるスピリチュアルなコミュニケーションでに繋がります。
たとえば誕生日プレゼントに、相手の干支に対応する仏像や御守り、数珠を贈るという贈り物も素敵だと思いませんか?形に残るだけでなく、心と心をつなぐ贈り物になるのではないかなと思います。

プレゼントに干支にまつわるものをプレゼントするのは素敵なのだ!

このブログが役に立つと願っています✨
守り本尊の調べ方・選び方【根拠や歴史を解説!】

子年の守り本尊が千手観音菩薩ですよ。と聞いても、
「どうやって決まったの?」
「なぜ自分は千手観音菩薩なの?」
「あまり意味を知らずにお守りを持ってた」
という方が多いかもしれません。
守り本尊の由来には仏教の教え・密教の伝承・陰陽五行思想などが深く関わっており、千年以上の信仰の歴史があります。
この章では、守り本尊が各干支を選んだ根拠や、実際にお参りできる寺社など、「これが知りたかった!」と思えるような情報をまとめました。
守り本尊はどのように決まったのか?
守り本尊(まもりほんぞん)とは、生まれ年(干支)ごとに人々を守護してくれる仏様のことを指しています。これは「八体仏信仰」と呼ばれ、密教(特に真言宗や天台宗)を中心に信仰されてきた伝統的な教えに基づいています。
仏教の経典の中でも、千手観音菩薩や虚空蔵菩薩、不動明王、阿弥陀如来などは、衆生(人々)を救うために特定の徳や智慧を持って現れる存在として登場します。この考え方と、中国の干支思想や陰陽五行説の摂理が結びつき、
十二支ごとに特定の菩薩・如来が対応する形で、干支の守り本尊が定まったと考えられています。

子年生まれの守り本尊である「千手観音菩薩」は、千の手と千の目をもって衆生を救い、どんな苦難にも応える慈悲深い存在。まさに、変化の多い子年の人にとって、厄除けや願い成就に力を貸してくれる存在とされてきました。
どこのお寺でお参りできる?子年×千手観音のご縁スポット
千手観音菩薩は、全国の観音霊場や名刹に祀られており、
子年生まれの人にとって特別なご縁スポットが存在します。
以下は、千手観音にご縁がある代表的な寺院です。
【京都】三十三間堂(蓮華王院):千体千手観音像が並ぶ圧巻の空間。観音信仰の象徴。
【長野】善光寺:本堂内に千手観音を安置。御守りや祈願札も人気。
【奈良】唐招提寺:鑑真和上が伝えた戒律と慈悲の象徴として千手観音を祀る。
【神奈川】鎌倉長谷寺:木造では日本最大級の千手観音像が有名。
これらのお寺では、千手観音の真言(マントラ)「オン バザラ タラマ キリク」を唱えて祈願することでなにか特別なメッセージをいただくヒントになるかもしれません。
以下のリンクは、私がいつもお寺や神社を検索する時にお世話になっている
日本の神社やお寺が検索できるサイトをご紹介させていただきます。
(無料で調べられます)
千手観音菩薩のお守り・仏像・梵字の選び方
千手観音菩薩のご加護を日々感じたい方には、お守りや仏像、数珠などを取り入れるのがおすすめです。
この章では選ぶポイントを解説します!
【お守りを選ぶポイント】
・寺院で授かったものが基本。通販でも、実在の寺院による授与品かを確認しましょう。
・子年×千手観音の守り札には、梵字「キリーク」が描かれていることが多く、これが観音のシンボルです。
【仏像・仏壇での祀り方】
・小型の仏像(高さ10~20cm)でも構いません。千手観音菩薩は北側が吉です。心を込めて祈りましょう。
・毎朝「合掌」と「真言」を唱えるだけでも、日々の迷いや不安が軽くなる方が多いです。
【プレゼント用の数珠や御守り】
家族や親友への贈り物には、その人の干支に合った守り本尊をプレゼントしましょう。
数珠には「千手観音の梵字入り珠」が入ったものもあり、開運や厄除け祈願として人気があります。
船橋東照宮でよく聞く、よくある質問(FAQ)

船橋東照宮には、毎年多くの参拝者に訪れていただいています。とくに「子年生まれの守り本尊」については、人生の節目や家族の健康祈願、厄除け、または自宅での仏像供養の方法まで、占いをしているとたくさんの幅広いご質問をいただきます。この章では船橋東照宮によく届くご質問とその回答をまとめました。「これが知りたかった」と思っていただけるよう、丁寧にご説明します。
子年の守り本尊を徹底解説するのだな!